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競争心よりも向上心
久しぶりの投稿になります。
コロナウイルの蔓延が日本中を騒がしています。
エスティーロも活動自粛を発表させていただきました。
クラブの保護者、選手には本当に申し訳ありませんが、安全と安心あってのスポーツ競技ですから、クラブとしてはこの判断が適切だと思っています。
ご理解とご協力をどうかよろしくお願いいたします。
今日は競争心と向上心について少し書きたいと思います。
エスティーロが選手に対して求めることは『競争を楽しみ、向上心を持つ』ということ
です。
朝練をしていたり、友達と自主トレをしていたりと素晴らしい取り組みだと思います。
スポーツをすることは免疫力を上げますので、選手の体にいいと思います。
部屋の中でゲームばかりしている選手もいるようですが、それはそれでいいと思いますが、、
『他と差はついていく』『サボった今日の一日はライバルが成長した日』ってことでまぁ自分次第、自分なりでしょう。
エスティーロの本義は『自分なり』『自分らしさ』が軸であります。
イチローが『時間を大切にする。』ということを常に言っていました。
友達とオンライン通信でゲームをすることも『友達との時間を大切にする』という心構えならコーチはいいと思います。賛否両論あると思いますが。考え方次第です。流儀で変わります。
でも『やることがないからゲーム』という惰性は、コーチは好まないということ。
強制的に学校にスケジュールを決められている日常とは違い、この休校期間は『自分次第』『自分で作ったスケジュール』です。
エスティーロ高山FCの挑戦は『競争』の部分がかなり重要視されますが。
コーチの本当の目的は『競争心ではなく向上心』を持ってほしいということ。
競争心は外形的、数値的なものが多い。(テストの点数、ゴール数、資格、トップチームのメンバー入りなどなど)
他人と何かを比較して、競争するというときに必要なものだと思います。
競争心も必要なことですが、
向上心は『他人は関係ない』ということで、サッカーにおいては『常にものさしは昨日の自分』という志を持ってほしいと考えています。
『すべてのことを自分の力に換える』というのが向上心。
『ライバルを倒し成り上がる』というのが競争心。
コーチは前者が好きですね。
他人が持っていない、ライバルが持っていない、『自分にしかできないこと』『自分らしさ』が必ずあるはずです。
『自分は自分でいいんだ』と心から思える時に、子供たちは『本当の力』を発揮してきた場面をたくさん見ました。
僕にとってはサッカーはそのためのツールに過ぎません。バスケでも野球でもダンスでも
なんだっていい。そんなことを感じています。
サッカーは『競争心と向上心の違い』を教えてくれる大切な教材だと思っています。
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